「ママ、ふつうのお仕事にしてほしい」 「ママ、ふつうのお仕事をしてほしい」 朝、4才の息子が放った言葉だ。 ドキッとした。 私のお仕事は息子にとって普通に見えないということを示唆していたからだ。 「なんでそんなこと言うようになったのかな?」 息子に逆に尋ねてみた。 「だってSくんにもFくんにもママのお仕事聞かれるんだもん、なんか恥ずかしいんだもん」 SくんのママもFくんのママも決まった時間に決まった場所で仕事をしているらしい。 都心では色々な職業の人がいる。 芸能人がママだとか、家にこもっているトレーダー ...