最近これをみるのが楽しい
きっとご存知の方も多いだろう。
「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」
ABEMAの総合ランキング1位に輝く人気番組である。
(下記動画はYouTubeのReHacQから引用している動画です。)
あまりテレビとかネット番組とかはみないタイプなのだが、これは面白くて毎週欠かさずみている。
実はこの番組自体は2023年にすでに放映されていた「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」のシーズン2である。
シーズン1では基本的にひろゆきに焦点が当てられていたが、シーズン2ではシーズン1の同行者であった東出昌大さんをメインとしながら、2人の南米旅の様子が描かれている。
みたことのない方向けに、この番組の説明を簡単にする。
世界の果て(エクアドルの無人島)に置いてかれた東出さんがバスを利用して南米大陸を横断する番組
途中で同行者のひろゆきが加わり2人旅になる
1カ国横断するごとに5万円の軍資金が渡される
撮れ高が見込める映像の場合にはアベマポケット(アベマからのお小遣い)が利用できる
東出さん・ひろゆき・豊川Dと現地人とのディープな交流が面白い
黒子である同行ディレクターの豊川さんがポンコツっぷりを見せつけながら番組を盛り上げる
日本から陰で番組を操る高橋弘樹プロデューサーによる編集が面白い
以上がざっくりとした番組の概要だが、細かく検証していきたい。
世界の果て(エクアドルの無人島)に置いてかれた東出さんがバスを利用して南米大陸を横断する番組
よくも悪くも時の人となった東出昌大さん。俳優としての印象が強かったため、ここまで東出さんの人柄が現れている番組は未だかつてなかったのではないだろうか。
もちろん賛否両論はあると思うが、旅する彼の様子を見ていると愛嬌の良さが伝わってくる。
そして何やっていてもかっこいい!!←これ重要
もちろん、いろいろあったせいで東出さんの印象が悪い方もいるとは思うが、まあまあフラットな気持ちで番組を見てほしい。
きっと彼のことが嫌いではなくなると思う。
途中で同行者のひろゆきが加わり2人旅になる
旅の初めは東出さんだけで南米を横断していたのだが、途中、ひろゆきが参戦することとなる。
その時の二人が出会うシーンがなかなか良い。
何がよいって・・・・・・
おじさん同士の友情から生まれるほんわかとした空気感が伝わってくるのだ!
ちょっぴり感動してしまった。
ちなみにこの直前には黒子役である同行人の豊川ディレクターと東出さんとのピリピリしたやりとりがあったりもして、ひろゆきと対面した時の東出さんは明らかにホッとした様子であった(笑)
1カ国横断することに5万円の軍資金が渡される
この軍資金により食費、移動費、宿代を全て賄わなければならない。
前作から予算が大幅カットされたらしく、カツカツしてそうであった。(円高の影響なのか、前作で予算使いすぎたせいなのか、真相は不明。)
結構、こちらの軍資金の制限が原因となり、旅の途中ピリピリとした空気感が生まれる瞬間もあったように思う。
逆にその人間模様が視聴者としては面白かった。
撮れ高が見込める映像の場合にはアベマポケット(アベマからのお小遣い)が利用できる
撮れ高(視聴率が上がりそうなシーン)が見込める場合には、軍資金からではなく、アベマからのお小遣いで食費などを賄うことができる。
しかし、この基準がとても曖昧で豊川ディレクターの肌感覚によって決められる。
そのため、東出さんもひろゆきもアベマポケットが使えないと言われると納得いかないケースもある。
論破王ひろゆきを相手に、豊川ディレクターがたじたじになっている様子が面白い。
(東出さんが一人で旅しているシーンでもひろゆき並みに豊川ディレクターを論破しようとしているシーンがあって、それも面白かった。)
東出さん・ひろゆき・豊川Dと現地人のディープな交流が面白い
撮れ高と判断されるシーンは基本的に現地人とのディープな交流になっていることが多い。そのため、東出さんもひろゆきさんも現地人との交流を積極的にしようとしている。
出演する現地人も個性的な人が多く、ぼったくりだったり、日本から南米に移住した家族だったり、家族思いの頑張りやの少年だったり、と視聴者として心が揺れ動くシーンが多かった。
黒子である同行ディレクターの豊川さんがポンコツっぷりを見せつけながら番組を盛り上げる
ポンコツと失礼なことを書いてしまったが、現地人の方にいきなり殴られたり、軍資金を1万円くらい少なく渡していたりと、所々でトラブルを起こしがちな豊川ディレクター。
よく東出さん・ひろゆきさんのみならず、現地人の人でさえ怒らせている(笑)
しかし、他のスタッフがいいホテルに泊まる一方で豊川ディレクターは、東出さん・ひろゆきさんとともに安宿に泊まっていたそうな。
ポンコツというよりも、いい映像にしたいという信念があり、現場を楽しくしようとしている方なのかもしれない。
真相はどうであれ、ゲスい発言をする黒川ディレクターでさえ、番組には欠かせないキャラクターとなっている。
番組としては東出さん・ひろゆきさんの二人旅がコンセプトではあるが、実は豊川さんも加わっている温かな(?)友情が芽生えている
おじさん3人旅
ともいえよう。
日本から陰で番組を操る高橋弘樹プロデューサーによる編集が面白い
番組には全然出てこないが、実はこの番組のプロデューサーは元テレビ東京テレビマンである高橋弘樹さんである。
高橋さんは「家、ついて行ってイイですか?」やYouTube人気チャンネル「ReHacQ」の企画人でもある。
「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」を見ていて思ったことがある。
これ編集で面白くなっているけど、けっこうヘビーな感じのシーンだよね!?
自分もへっぽこながら動画編集をしているため、編集なしの状態のシーンがどんな空気だったか想像してしまうことがあるのである・・・。
そう、この番組のすごいところは、ただのおじさん旅(時としてピリピリしすぎ)の映像なのに、編集によってかなり面白い構成に出来上がっているのだ。
というわけで、高橋弘樹さんについて調べてみたら、ネット記事にて見逃してはならないコメントを見つけてしまった。
20年近くテレビマンとして番組制作に関わってきた経験から、「編集」で面白いコンテンツに仕上げることができる自負があります。最悪、ひろゆきさんと豊川ディレクターの人間関係が破綻しても、そこは編集で対応できると考えていましたね。
Real Sound テックより引用
登場人物の人間関係破綻しても編集で乗り越えようとしていた番組だったんかーい!
確かに、なんでもない日常が編集するとめちゃくちゃ面白いコンテンツに仕上がることは多々ある。
webデザインや動画編集の勉強をしている身として、高橋さんのこの発言にはびっくりしたものの、自分には絶対にない考えなので、編集者魂が心に響いた(笑)
と、ここまで番組の魅力をお伝えしてきたわけでが、
せっかく番組見たいと思ってもプレミアム版に入らないと見れないエピソードがある。
しかし安心してくだされ。
に
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ところで・・・・・・
東出昌大さんといえばちょっと昔、世間を騒がしていた。
あのスキャンダルがあったとき、漏れなく私もニュースをいろいろとチェックしてしまっていた。
というのも、実はわたし今は離婚してしまった二人のファンだったのだ(泣)
結婚発表した時は、芸能人ニュースとかあんまり興味ないはずのわたしが、二人のことについては幸せを願って心から祝福しておったのである!
ので、あのスキャンダルに無関係であるはずのわたしでさえショックを受けていた。
しかし今では東出さんの番組およびYouTubeのみならず、杏さんのYouTube番組も楽しませていただいている。
全然違う方向へと向かったお二人。
それでもファンとしてお二人を変わらず応援している。
というわけで、いろいろあったわけだが、これからも更なる二人の幸せをお祈りしている!
おまけ 実は本もあるんだよ
実はシーズン1の「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」は書籍化されている。
映像よりも活字が好きという方は、こちらを読んでみるといいかもしれない。
高橋Pも絶賛していた。